Google AdWords A/B テストことはじめ

私の所属している会社では、Google AdWords を自社でシコシコ設定しています。外注しない分価格は非常に安く済みますが、AdWords の機能を使いこなそうと思ったり、より効果的に AdWords 広告を出稿するには?などのノウハウを得たい場合は、自力で調査しなければいけません。

今更ですが AdWords に付属しているウェブサイトオプティマイザーを使用して、A/B テストを実施する方法を調べましたので記録しておきます。難しそうと思っていましたが、質問に答えていくだけで簡単に設定できました。

A/B テストって何?

「A/Bテストとは、例えば画像や説明文など複数パターンの素材を用意し、それらを入れ変えたWebサイトやバナー広告などを並列で公開・配信することで、利用者の反応を探る方法。実際のクリック数やコンバージョン率などを基に、対象とする素材などの優劣を決定できる。(日経ネットマーケティング より引用)」
第5回 A/Bテストで読み解くWebサイト最適化のツボ (1/5):MarkeZine(マーケジン)
なども参考になるかと思います。効果測定の一種です。

手順とその後

具体的な手順は
Analytics Help
にすべて書いてありますので、そちらを参考に簡単に設定できます。

私の場合は、「オリジナル」に landing1.php、「パターン1」 に landing2.php、「コンバージョンページ」に output.php を設定してテストしてみました。このページを設定する段階で、オプティマイザーがページを自動的に見に行き、存在するページかをチェックしますので、(恐らく)公開サーバーでないといけないと思います。
その後、「オリジナル」「パターン1」「コンバージョンページ」のそれぞれに埋め込む必要のある JavaScript が自動生成されますので、各ページの 終了タグの直前に挿入します。
「ページを検証」のプロセスが終了すると、
f:id:tubapr:20120607004209p:image
このようにデータ収集が開始されます。

で、どうするの?

その後どうするのかが結構書いていないのですが、単純に「オリジナル」のページにアクセスすれば、JavaScript が自動的にアクセスした人により表示するページを振り分けてくれます。 AdWords のリンク先として「オリジナル」の URL を指定してあげてください。

また、Analytics Help によると
「ウェブサイト オプティマイザーではテスト ページを訪問するユーザーごとに「Cookie」を発行します。Cookie を利用することで、特定の時間内にページに戻ってきたユーザーを認識することができます。結果、ユーザーが複数回にわたってテスト ページを閲覧しても、ウェブサイト オプティマイザーでは表示カウント 1 回として記録されます。また、Cookie にはユーザーに表示された組み合わせが保存されるため、Cookie が有効な間はユーザーに同じコンテンツが表示されます。ウェブサイト オプティマイザーで使用する Cookie は 2 年間有効です。」
とのことですので、実際にデータが取れているか自分でテストする場合は Cookie やキャッシュを削除する必要があります。

いかがですか?

A/B テストの場合、結構簡単に設定できるので使わない手はないと思います。ランディングページの直帰率が高い場合などは特に利用価値が高いかと思います。

ページ全体を変えてテストする A/B テストの他に、ページを部分的に置き換える「多変量テスト」というのもあります。こちらをやってみたい場合は、Googleウェブサイトオプティマイザーの使い方ステップbyステップ: 無料でA/Bテスト入門 | Web担当者Forum などが参考になるかと思います。

最後に

最後ではなく、本来は最初に書くべきなのですが、A/B テストで一番大事なのは、何を測定するか?です。「ここをクリック!」というボタンの色は赤がいいのか緑がいいのか?などではなく、このページに来たユーザーは何を探してきたのか?と仮説を立て、主に宣伝する商品をそっくり入れ替えてみる。など、大きな仮説から A/B テストを実施すると、最大限の効果が得られるようです。詳しくは A/Bテストで素人が陥る罠: 神が宿るというディテールよりも先に…… | Web担当者Forum が参考になるかと思います。


以上です。
最後まで読んでいただき、ありがとうございます。