Cent OS 6.x を VMware Server にインストールする

Linux 環境のテストやデモなどで VMware などで仮想環境の Cent OS を使用されている方は多いと思います。Cent OS 6.2 ( 6.0, 6.1 も同様)を VMware Server 2 にインストールする時は、グラフィックのハードウェアを正しく認識してもらえないのか、テキストモードでのインストールになり、ベーシック構成でしかインストールできなくなっています。 仮想環境に 1GB 以上のメモリを搭載すると、自動的にグラフィカルモードでインストールができるようなので、このエントリは無用となりましたw(2012/6/6 追記)

このままインストールを行っても、予想どおり最小構成でインストールされ、必要なツール類や Gnome のデスクトップはありません。

詳しく調査したわけではありませんが、上記のテキストモードでの起動から、Gnome デスクトップの起動、日本語入力などができるようになりましたので、記録として残しておきます。

ホストマシンは Intel Core i5 670、8GB メモリ、1TB HD に Windows 7 Professional 64ビット版が稼動しています。VMware Server 2.0 に仮想マシンを作成し、仮想ネットワーク設定は Bridge、物理 LAN 内は IPv4DHCP サーバーが稼動しているという環境です。

インストール

テキストモードでのインストーラーが起動しますので、普段どおり進めてください。HDD をフォーマットするか確認した後で、自動でインストールが開始されます。
インストールが終了すると、テキストモードで起動します。

ネットワーク設定

初回起動時は、eth0 が起動していないので、root でログイン後、
vi で /etc/sysconfig/network-script/ifcfg-eth0 を開き、

DEVICE="eth0"
MWADDR="00:00:00:00:00:00"
NM_CONTROLLED="yes"
ONBOOT="no"

となっているところを

DEVICE="eth0"
MWADDR="00:00:00:00:00:00"
NM_CONTROLLED="yes"
ONBOOT="yes"
BOOTPROTO="dhcp"

にして

# service network restart

します。

ifconfig や ping でネットワークが正常稼動していることを確認してください。

追加パッケージのインストール

root でログインし、次のコマンドを実行します。

yum groupinstall base basic-desktop desktop-platform fonts general-desktop graphical-admin-tools input-methods internet-applications internet-browser japanese-support x11

私の環境では 734 Package(s) 453MB もアプリケーションがインストールされるようです。

のんびりインストールされるのを待ちましょう。
インストールが完了したら、vi で /etc/inittab を開き id:3:initdefault: になっているところを id:5:initdefault: に書き換えます。

仮想マシンを再起動します。

再起動後に、初期インストール後の設定画面の続きが表示される場合もあると思いますが、そのまま設定して完了すれば良いでしょう。その後、Gnome の起動画面が出るはずです。

後は Gnome デスクトップがありますので、メニューの「システム」-「管理」-「ソフトウェアの追加/削除」から、必要なパッケージのコレクションなど、ご希望のアプリケーションをインストールしてください。



2012/2/6 追記:
VMware Tools も欲しいですよね。VMwareTools の rpm をインストールして、/usr/bin/vmware-config-tools.pl を実行したところ、

None of the pre-built vmmemctl modules for VMware Tools is suitable for your
running kernel.  Do you want this program to try to build the vmmemctl module
for your system (you need to have a C compiler installed on your system)?
[yes] 

と、pre-build モジュールがないのでビルドする?とのメッセージが表示され、簡単にはインストールできないようなので、no をタイプして次へ。


続いて The filesystem driver (vmhgfs module)、The fast network device driver (vmxnet module)、仮想マシンへのドラッグ&ドロップを可能にする vmblock module、[EXPERIMENTAL] だけど VMware FileSystem Sync Driver (vmsync) などをビルドするか聞かれますが、すべて kernal の header が必要なので no で回避。最後にディスプレイのサイズを指定して X の conf ファイルに書いて終わり。


つまり、vmware-tools は全く機能していないということになります。難しいですw



2012/2/10 追記:
やはり悔しいので再度チャレンジ。
必要なものは kernal の header なので、kernel-devel をインストールすると、

None of the pre-built vmmemctl modules for VMware Tools is suitable for your 
running kernel.  Do you want this program to try to build the vmmemctl module 
for your system (you need to have a C compiler installed on your system)? 
[yes] 

Using compiler "/usr/bin/gcc". Use environment variable CC to override.

What is the location of the directory of C header files that match your running
kernel? [/lib/modules/2.6.32-220.el6.x86_64/build/include] 

と、次に進むことができました。ここで大事なのが、起動している kernel と同じバージョンの kernel-devel が必要なこと。この環境では 2.6.32-220.el6.x86_64 が稼働しているので、kernel-devel-2.6.32-220.el6.x86_64.rpm をインストールしました。
正しい kernel-devel がインストールされていれば、インストールスクリプトが自動的にディレクトリを拾ってきてくれます。


あれ?

  CC [M]  /tmp/vmware-config0/vmmemctl-only/os.o
In file included from /tmp/vmware-config0/vmmemctl-only/os.c:51:
/tmp/vmware-config0/vmmemctl-only/compat_wait.h:78: error: conflicting types for ‘poll_initwait’
include/linux/poll.h:70: note: previous declaration of ‘poll_initwait’ was here
make[2]: *** [/tmp/vmware-config0/vmmemctl-only/os.o] エラー 1
make[1]: *** [_module_/tmp/vmware-config0/vmmemctl-only] エラー 2
make[1]: ディレクトリ `/usr/src/kernels/2.6.32-220.el6.x86_64' から出ます
make: *** [vmmemctl.ko] エラー 2
make: ディレクトリ `/tmp/vmware-config0/vmmemctl-only' から出ます
Unable to build the vmmemctl module.

ビルドできない…


以上です。